看護師として働いていてやりがいを感じる時は、患者さんに感謝された時です。
まだ新人で、先輩に怒られてばかりの毎日で、自分は何もできないなと落ち込んでいた時でした。何気ない話をしていた高齢の患者さんから「話を聞いてくれてありがとう」と感謝の言葉を貰いました。その患者さんはずっと寝たきりで、お見舞いも少なく寂しい思いをしていて、話し相手が欲しかったそうです。仕事は上手くできない自分でも、患者さんの役に立てているのだと嬉しくなりました。
思えば、私が看護師になろうと決めたのは、誰かの役に立ちたいと思ったからでした。
看護師は白衣の天使なんて言われますが、実際の仕事は大変だし、辛いし、怒りたくなる事も泣きたくなる事も沢山あります。私の働く病院は休みも取りづらく、夜勤明けにも続けて仕事をしたこともありました。患者さんに怒鳴られることも無視されることもあります。特に患者さんの死に立ち会う時は本当に辛くて、悲しくてたまりません。
看護師はとても忍耐と覚悟の必要な職業です。

 

数年で辞めてしまう人が何人もいて、心療内科に通う同僚もいます。それでも私が今まで頑張って来れたのは、患者さんにありがとうと言って貰えるからです。担当した患者さんが、何も食べられなかったのが食べられるようになった時、人工呼吸器がはずれた時、元気になって退院する時、笑顔で「看護師さんありがとう」と言って貰えた事が励みになっています。退院してからもたまに顔を見せに来てくれる患者さんがいて、覚えていてくれることが嬉しく思います。
看護師は、他のコメディカルと比べて患者さんと接する時間が一番多い職業です。看護師の仕事は、患者さんが病気や怪我を治すサポートをすることです。医者のように直接病気や怪我を治すことはできませんが、看護師がいなければ病院は機能できない位大事な職業です。誰かの為に何かをしてあげたい、人の役に立つ仕事がしたいと思う人にはこれほどやりがいを感じる職業はないと思います。

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